今回の地震の被害の大きさは想像以上であり、被害にあわれた方にはお見舞い申し上げます。
幸い、我が家は食器が2個割れただけで無事でございました。
会社も部署によってはてんやわんやであるが、自分の部署は先のことを考えるところなので、先のことが考えられなくなって若干もてあまし気味であります。
計画停電も今のところ範囲ではなく、ほぼ普段通りの生活が出来ているのは幸せな限り。
そんなわけで、直撃を受けている方からすれば「そんなの耐えろ」と言われそうではあるが、一応記録と私見ということでご容赦くださいませ。
さて11日は当然会社におりました。
この日は娘を保育園に預けていたので定時退社でお迎えに行かねばならなかったのだが、都営新宿線は復旧の見通しなし。
止む無く嫁に迎えに行ってもらった。
会社の売店はパンとかはなかったが、災害時なので無料になっていて、ドリンクとかお菓子、スープとかは入手できた。
電話はつながらなかったけど、ネットは普通に使えたので会社に待機しつつ、電車の運転再開を待つ。
が、なかなか復旧せず、もうこれは会社で宿泊かな…と思ったところ、21時半頃都営新宿線運転再開。
今回特筆すべきは、都営地下鉄の運転再開の早さ。新宿線がこれでも一番最後であり、他の3線は部分的なところもあったが復旧していた。
普段使えんと思ってばかりいた都営地下鉄であるこのときばかりは都営交通様様だなあと思いましたよ。
ということで、残留組を差し置いて帰宅することにした。
まだ京王が再開してなかったので新宿まで歩く(実はすぐ復旧したのでそのまま初台から乗れば良かったのだが)。
新線新宿駅はそれほど混んでおらず、ホームには容易に辿りつけた。
残念ながら座れなかったが、まあ今日は仕方がない。
全線25km制限ってことで、普段の倍、1時間20分かかったが無事最寄駅に到着。
駅に着いた時の安ど感は忘れられません。
日付は変わってしまったが無事家に着いた。
この時点で、千葉方面で復旧していたのは新宿線と、妙典までの東西線。
なので新宿線はこれでもかってくらいの大混雑であった。
最寄駅で降りても全然人が減ってない。
てことは、この日の乗客の7割くらいは千葉県民だったわけだ。
もう、都民のために運転再開したんだから篠崎行にしろよと自分勝手なことを思ったりしましたが、許せなかったのはさっさと本日中の運転再開を諦めたJR。
JRが諦めたせいで、か細い都営新宿線は大変な目にあったわけだ。
大体、JRは諦めが早すぎる。恐らく、いつもの通り中途半端に復旧したら混乱を招くという論理で全部復旧させなかったのだろうけど、それは自分の論理で、確かにJRは混乱しないが他線が大混乱するのだ。
これが並行路線ならまだいいけど、JRは自分の路線がその方面で最大輸送をしている自覚があるんだろうか。
自覚があるなら最大限運転させるんじゃないのか?
しかも、この日は運転再開を諦めたらとっとと駅のシャッターを閉めやがって。
大量の人が路頭に迷っているんだから駅構内くらい開けろっての。
とまあひとしきり言ってみたが、まあこの日は地震の日だしある程度仕方がないと思いました。
が、翌月曜。
この日は前日の計画停電の唐突な発表で、交通手段は大混乱が予想された。
当初の想定では、JRは自前の発電所があるので影響は軽微。だが東電に頼る地下鉄、民鉄はかなりの影響を及ぼすと想定されていたので、これは明日、都営新宿線じゃ無理だな…と想定。
最悪は新小岩まで自転車で行って総武線だなと思って寝た。
…が翌朝、ニュースを見ると、何と総武線完全運休!?
一体どういうことなのかと小一時間。
ということは、京成が動いているとはいえ、京成の輸送力なんかたかが知れているので金曜の再来が予想されるではないか!
ということでいつもより30分早く出た。
都営新宿線は休日ダイヤで運転。本八幡では一旦ドア閉めをやってなかった(もともとやってない時間だった)のでそれに乗じて座れたので助かったけど、案の定劇混みで、会社には定時到着であった(つまり30分遅延)。
東電があまりにイケてないのでその陰に隠れてしまったけど、月曜の混乱の責任の一端はJRにあると思う。
自前の発電所を持っておきながら「乗務員の手配がつかず」完全運休ってどういうこと?
このおかげでまた並行路線に大迷惑をかけやがって。
お前ら電車を動かすのが仕事じゃないの?
翌、火曜日。
この日はJRも千葉から動くということだったのであるが、一応前日と同じ時間に出発。
本八幡は昨日の殺伐とした雰囲気から一転。かなり平和であった。
到着も10分遅れくらい。早く着きすぎた(笑)
いかにJRの影響力が大きいか、月曜がJRの怠慢だというのを実感した。
水曜日。
今日から平日ダイヤになる。
下り列車こそちょっと遅れていたが、上り列車は通常運転。
さすがにこの日くらいになると、自宅待機の人が目立ってきて段々すいてきた。
木曜日。
平日ダイヤ。客はさらに減って、本八幡まで折り返ししなくても座れるくらいになった。
この日は大規模停電のおそれありってことで強制帰宅となり、さぞかし混んでいるかと思いきや、新宿線はそんなに混んでなかった。
うーん、都営新宿線ってやっぱり首都圏のパラダイスなのかも?
金曜日。
この日は本八幡まで折り返さずに座る。なので、乗客はお盆並みってことになる。
なんか、通勤は楽になったけどこんなんで日本経済大丈夫かな。
てか、月曜は怒りの矛先がJRに向いたけど、こんなに計画停電がありながら平常通り運転する都営新宿線や京王が、逆に電気使いすぎじゃないの?って思えるようになってきた。
でも、JRは電気使わないはずの久留里線を運休にさせたり相変わらずよくわからん。
大体、未だ首都圏の電車が平常に戻らないのはどうしてなんだろう。ほとんどが自社発電じゃないの?
そういうわけで、1週間が終わったわけであるが、
来週からどうなっちゃうんでしょうね。
いずれこのような事象は一旦収束するだろうけど、夏にはどう考えても電力足らないだろうから、そうすると冷房停止とかになるのだろうか。
そればっかりは耐えられません。
どこかへ移住しようかしら…。