10月、羽田空港から新しいANAが始まります
http://www.ana.co.jp/int/promotion/haneda/
羽田空港新国際線ターミナルOPEN 羽田から世界へ!
http://www.jal.co.jp/haneda/
江戸川区民である私としては、別に成田でもそれほど不便ではなく、むしろラッシュ時に都心を通過して羽田に行く方が面倒で上空にヒコーキを飛ばさないくせに神奈川県民のエゴをなんで聞かないといけないんだ!と思っていたわけであるが、成田にできなくて羽田にできることは、24時間離着陸できることである。
なので、こんなことができるのならば便利になるだろうと思っていた。
1) 早朝(7時とか8時)の台湾行出発、深夜(22時台)の台湾発の到着により、大幅な滞在時間の拡大、願わくば日帰り台湾旅行の実現(沖縄ができるんだから台湾ができないわけはない!)
2) 深夜(22時台)東南アジア発の到着により、きつい早朝、深夜発便を避けて昼行便で帰国できる。
さて、結果はというと…
1) は、まずANAは…
往路:
NH1185 羽田 9:40⇒台北松山12:45
NH1187 羽田12:40⇒台北松山15:45
復路:
NH1186 台北松山13:45⇒羽田17:40
NH1188 台北松山16:45⇒羽田20:40
…って、もうダメダメの極致なんですけど。これじゃ羽田便になったメリットまるでなしじゃん。
まあ強いて言えば、松山16:45であればのんびり昼ごはんを台北で食べられるくらいか。
小籠包を食べるだけなら日帰りできなくはないが…。
一方、JALは…
往路:
JL031 羽田 8:10⇒台北松山11:15
JL039 羽田17:55⇒台北松山21:00
復路:
JL030 台北松山10:00⇒羽田13:45
JL032 台北松山15:15⇒羽田19:00
まあ、どうせ日帰りできないならこっちのほうがまだ使い勝手があるわな。
特に羽田8:10発というのは時間を有効活用できると思う。
一方、2)であるが、例えばシンガポールの場合、
ANAは、
往路:
NH151 羽田23:30⇒シンガポール 6:20+1
復路:
NH152 シンガポール22:00⇒羽田 6:00+1
JALは、
往路;
JL035 羽田23:50⇒シンガポール6:30+1
復路:
JL036 シンガポール22:00⇒羽田5:40+1
と、どちらも似たり寄ったりで、往復とも夜行便。
ま、今まで成田夕方便で深夜にシンガポールでホテルに泊るよりは、羽田夜行便で行ってそのまま夜行便で帰ればホテルに泊まらないでシンガポールに行けますが…そんなつらい旅行イヤだ。。。
2)っぽいのができるのは実はシンガポール航空で、シンガポール15:40⇒羽田23:05という便があるのだが、羽田23:05じゃ公共交通機関じゃ家に帰れません…。
もしかしたらバスとか走ったりするかもしれないし、最近家族で出かける場合はクルマがほとんどなのでまあ使えるかもしれないけど、せめて22:05着にしてくれればいいのに。
実はこんな運用になっている背景は、8時〜22時と22時〜8時で認可されている行先が異なるからで、すぐに30分、1時間と時間が前後する国際線の場合、台湾便で21時着とかして門限破りしたり、シンガポール便で21時台に来ても着陸できないので、こういう余裕を持ったダイヤにしているのだろうけど、もう少し柔軟にしてもらわないとせっかくの羽田国際線のメリットがなにも活かされてないように思う。
たく、いつになれば台湾日帰りができるのだろう…。
ま、沖縄より遠い上に時差があるので、沖縄日帰りのように居酒屋で一杯やってから帰京というのはきっと無理だろうけど。
さて、一方で期待以上なのが空港の設備。
現在の便数だと成田のラウンジと比較してもしょぼいものになるかと思いきや、JALもANAも食事を初めシャワールームなど成田並みの設備がありそうだ。
しかもアライバルラウンジまで完備という。
今まで羽田のラウンジがしょぼいから…という理由で敬遠していた人も、羽田経由にするという気になるかもしれない。
さて、そうすると貧乏ヒマなしな自分がこのラウンジを体験するのに最適な路線は…やっぱソウルかなあ。
韓国は22時以降でも着陸できるので、JALもANAも1日3便になり、日帰りには絶好の行き先になった。
例えばANAであれば、
往路:
NH1161 羽田 8:55⇒金浦11:25
復路:
NH1166 金浦20:20⇒羽田22:15
と、沖縄日帰りと遜色ない時間滞在できる。
今度行くか…(ぼそ)
でも一番の問題は、ソウルは1度行けば十分で、別に何度も行きたいとは思わないわけで…。